東大記憶法の実践記、音声講義17-2のレビューです。
音声の前半はマインド論でした。
マインドというのは心構えという感じ。
他の記憶術と比べるとマインドにこんなに時間を
使っている記憶術教材はかなり珍しいと思います。
もちろん他の記憶術でもマインドの部分は
オプション的に語られてりるものもありますが、
しっかりと深く話しているものはありませんでした。
そして重要と言っても、さらりと言っているだけで、
あまり深く語られていないのがマインド。
記憶も抽象的なものなので、マインドも同じように解説できる部分があります。
これは僕もコーチングをスル際にクライアントのマインド部分を
変化させることを重視しているので、とても共感できる内容でした。
マインドの上にテクニックや継続、効果が乗っかるような
イメージだと分かりやすいと思います。
恐らく記憶術などに興味がある人は軽視しがちな部分なので、
僕のブログを見ている人は、そこを意識して取り組んでみるといいと思います。
といっても、レベルの高いマインドにまず触れることをしないと、
意識のしようがないので、東大記憶法でも、それ以外でもいいので、
レベルの高いものに触れていくことをオススメします。
レベルの高い人と接すると物事の進みが早くなるも同じことなので、
ぜひ、レベルの高い人と関わるようにしてほしいところです。
次に、音声の後半は「要約」に関する講義という感じで
過去の音声講義を更に実用的に深める内容になっていました。
この辺りは記憶術の要素と勉強法の要素がかなり
ガッチリハマっていて、すごく実務的です。
勉強法と記憶術が一致するというのは、
当たり前なんですが、今までの記憶術だと
記憶術だけで何とかしようとしている雰囲気が強すぎて、
購入者は記憶術を中心に勉強して上手く使えず挫折・・・・
というパターンが多かったと思います。
(いくつかの記憶術セミナーなどで聴いていた感想や情報)
僕も結構昔になりますが記憶術初期の段階では
記憶術だけで全部を覚えようとしたり、
無理矢理記憶術を使ってみたりする
勉強の仕方をしていました。
吉永賢一さんはさすがにその辺りも徹底していたようで、
東大記憶法はその部分がしっかり整っています。
自分ができることと人に教えることは
かなり違うので、多くの記憶術教材は
記憶術はできるけど人に教えるのがヘタな人ばかり。
その点、ここまで勉強法としての記憶術を
上手く融合させているものは無かったので
「この人わかってるなー!」という感想です(笑)
以上が東大記憶法59日目の内容の感想でした。
では、また!