つがわ式記憶法の第12章は、
「つがわ式国家試験コース合格体験記」
というタイトルで、合計7ページでした。
内容はつがわ式記憶法を使った、
複数の人の合格体験記が載っている感じ。
評判が良かったものを並べているわけなので、
良いことばかり書いてありますが、もちろん
そこが趣旨ではなく、つがわ式を使った勉強法を
理解するための章です。
具体的に言うと、
などです。
つがわ式をどのように使って勉強し、
合格したのかというものです。
つがわ式の実例集という感じです。
ただし、具体的な勉強法が書かれているのは
行政書士合格者と東大大学院合格者のページのみ
という感じで、その他の合格体験記は、
薄い内容でした。
司法試験の勉強をしていたら、教科が被る所や
難易度や勉強量の差もあるので、ある程度合格する
と思いますが、その辺はツッコミを入れても
しかたがないのでそのまま読んでみました。
つがわ式では合格体験記が重要だ
という言葉が何度も出てきます。
それは合格者がやっていた勉強法や分析の考え方、
使っていた参考書など見つけるためなので、
適当に読んでいても分かる人しかわかりません。
その部分をつがわ式記憶法を使った人の
合格体験記として、解説しているような
内容ともいえるのが今回の章です。
実際に使った参考書や具体的にどう勉強したか、
そして、合格者の意見・解釈などが載っています。
今までのつがわ式記憶法のまとめ的な内容なので、
役立つと思います。
知識を実践に活かしている解説は、
具体的に知識がまとまるっていて、使い方が
分かりやすいため、つがわ式がイマイチ手応え
が感じられなかった人も「なるほど。」と
ヒントになる部分が多く感じるはずです。
つがわ式記憶法ではない、この合格者の独自の
勉強のやり方も混ざっているため、そこを使うか、
省くかは、購入した人次第ですが、人の勉強法を
見れるというのは役に立つことが多いです。
特につがわ式記憶法のテキストに載せている
ということは、津川博義さんが良いと判断したから
であって、その勉強法を取り入れても問題ないと
判断したからでもある・・・はずだと思うので。
このような感じで、つがわ式記憶法の
第12章は、合格体験記を元にした勉強法の
実用例という内容でした。
購入を迷っている方の際の参考になれば幸いです。
とも