藤本式記憶術のk002という
ファイルのレビューです。
数学の式楕円対の体積を求める式を
記憶術で覚えるという内容で、
2:02という短い音声です。
数学の公式を記憶術で覚えるという解説を
している音声は珍しいですね。
藤本式記憶術の内容は基本的に
イメージ変換で記憶するので、
何をやってもイメージ変換のやり方です。
内容的にも数学にしろなんにしろ、
イメージ変換をして覚えることが基本なので、
本で書かれているものと変わりありません。
要するに2:02秒間、喋りながら
イメージ変換をしているだけなので、
他の覚え方と同じということ。
イメージ変換は記憶術の肝ですが、
大抵の記憶術はイメージ変換の解説を
していないものが大半です(何度も書いてますが)。
藤本式も同様で、イメージ変換の音声が
たくさんあるにも関わらず、イメージの解説を
詳しくしている音声はありません。
例えば円形なのでひまわりに変換します。
とかそれだけしか言ってないんですよね。
どうやってイメージすると記憶しやすいとか、
イメージするときのポイントは何が重要なのかとか、
そもそもどの程度のイメージが浮かんでいれば
良いのかとか・・・・・・・・
そういう解説はなぜかほとんど無いわけです。
実際に記憶術をやってみたことがある人は
ここでできない壁にぶつかるわけです。
たくさんのものを変換していくうちに
結局記憶したのに思い出せない・・・・
これじゃぁ、記憶術を使っても使わなくても
あまり変わりないじゃないか・・・・と。
それはイメージの仕方が間違っているというか、
ポイントがずれているからであって、
解説してもらえばずいぶんと記憶に
残るようになるんです。
もちろん、2:02秒の音声なので
解説はほぼありません。
解説があるのはメインファイルの方に文章で
解説というか基本的なことが書かれていますが、
これは書籍のほうがページ数も多く、
内容も詳しく書かれています。
(本も読んだけど僕は記憶術できなかった人)
それなので、記憶術の本よりも高い値段で買った人は、
やはり内容が本より薄い部分が気になると思います。
インターネットが無かった時代に
本が出ているということは、それが全力なんですよね。
全力で記憶術を解説したのが本であるので、
そういう見方をすると、安値で売られている
本と内容的には同じなのは当たり前だと思います。
というより、1冊の本の方が僕としては
詳しく書いてあると感じました。
2冊、3冊・・・・20冊以上とか購入しても
安いということを考えると、冷静な比較が
できるように感じます。
ネットで売られているものは、
本で売られていたものを単純に
DVDや動画や音声にしただけのものもあるので、
結構注意が必要です。
本を知らなければ「そういうもの」だと思いますが、
本を知っていると同じ内容で値段が高かったりするのは
購入者としては不満が出そうなものです。
値段に比例してそれなりの工夫も必要になってくると
たまに思いますね。
あくまで僕の経験からの意見なので、
参考になる人は参考にしてくださいませ。